風邪予防は免疫力アップからはじめよう!

風邪をひきやすい人とひきにくい人、その違いは免疫力の違いにあると言われています。風邪と免疫力はなぜ関係があるのか、どうすれば風邪に負けない免疫力が身に付くのか……今回は風邪予防が期待できる免疫力アップの方法について解説します。

■ 免疫力と風邪の関係

免疫力とは身体の自己防衛機能のことです。免疫力を担っているのは、血液中の白血球、その中に含まれる各種の免疫細胞です。身体に何千億個もあると言われる免疫細胞たちは、外敵を発見する、その情報を伝達する、攻撃するなど、それぞれが役割を分担しながら全体で身体を防衛しています。ここで言う敵とはウイルスや病原菌のことで、がん細胞も含まれます。そして風邪もまた、身体に侵入してきたウイルスや病原菌によって引き起こされるのです。

風邪のひき始めや進行によって起こるくしゃみ、咳、痰、鼻水、発熱、下痢、嘔吐などはすべて、敵を身体から排除しようとする免疫による反応です。免疫力が高ければ比較的簡単にウイルスや病原菌を撃退することができ、反応もくしゃみなどの軽いものだけですみます。逆に免疫力が低くなっている人は上手に敵を退けることができず、発熱、下痢、嘔吐などだんだんと重い反応が起きる可能性が高いようです。

■ 免疫力を高めるために見直したい生活習慣

現代人はこの免疫力が弱まっているのではないかという説があり、原因はストレスや生活習慣などにあると考えられています。加齢も徐々に免疫力をダウンさせていく要因のひとつ。つまり、年を取れば取るほど、ストレスを減らすよう努力し、生活習慣を修正していく必要があるということです。

特に見直すべき生活習慣として挙げられるのが、食事と睡眠です。朝食をはじめ3食をきちんと食べること、とくに肉、魚、卵、豆類など免疫細胞を作るもとになるタンパク質はしっかりと摂るようにしましょう。
他にもヨーグルト、納豆など整腸作用のある食べ物、緑黄野菜など抗酸化作用のある食材を意識して食べるのも良いとされています。

また、良質で十分な睡眠は、免疫細胞と関係の深い自律神経のバランスを整えることにつながると言われています。適度な運動、湯船にきちんとつかる入浴などは、睡眠のためにも、免疫力アップのためにも役立つので、これらも生活習慣に取り入れたいところです。逆に、喫煙、毎日の飲酒、過度な激しい運動、無理なダイエットなどは免疫力を弱めてしまう危険性があります。

そしてもう一つ、「笑い」が免疫力を高めてくれるという研究も近年、話題になりました。笑うことで白血球中のナチュラルキラー細胞(免疫細胞の一種)が活性化するという報告もあります。生活の中で、笑いやユーモアを忘れないことも大事なことのようです。

■ 風邪予防に大切な生活習慣

風邪をひかないようにするには、予防のための生活習慣も励行しましょう。特に欠かせないのが帰宅してからの手洗い、うがいです。丁寧に手を洗い、うがいをすることは、人混みの中で咳やくしゃみを浴びたり、ウイルスを含む空気を吸い込んだときにそれらを洗い流す効果が期待できます。

外出中、乾燥して冷たい空気から喉や鼻の粘膜を守るためには、マスクも役に立ちます。そして、部屋の中では湿度に気を配りましょう。空気が乾燥していると空気中のウイルスが活動しやすくなります。特に冬の間は加湿器などを利用して部屋が乾燥してしまわないように注意してください。

近頃どうも風邪をひきやすくなっていると感じているなら、生活習慣を改め、免疫力をアップさせる習慣を身に付けることで、風邪をひきにくい身体を作ることができます。まず、普段の生活を見直すことから始めてみてはいかがでしょうか。

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